伊東温泉競輪場は1950年に開設された。
開設当初の名称は伊東競輪場だったが、1968年に伊東温泉競輪場と呼べれるようになり、1998年に正式に現在の名称に変更された。
記念競輪は椿賞争奪戦。かつて椿が浅く2月から3月にかけての開催だったが、ここ数年は12月に変更している。開催2日目のシード優秀競争は湯の町伊東にちなんでいで湯賞の名称となっている。
過去、1999年にふるさとダービー、2002年2006年は東西王座戦、2014年は共同通信社杯、2017年はサマーナイトフェスティバルを開催している。また2012年は第1回日韓対抗競輪が開催された。
2020年は6年ぶりとなる共同通信社杯の開催を予定している。
2019年にナイター設備を利用してミッドナイト競輪の開催を開始した(全国18番目の開催)。
ミッドナイト競輪を開催する前は赤字を出していたが、ミッドナイト競輪を開催してから黒字となり、売り上げ目標を上回る結果となった。
目次
伊東温泉競輪場のバンク情報
競輪場名 | 伊東温泉競輪場 |
住所 | 静岡伊東市岡1280 |
1周距離 | 333m |
見なし直線距離 | 46.6m |
センター部路面傾斜 | 34°41′9″ |
直線部路面傾斜 | 3°26′1″ |
ホーム幅員 | 11.0m |
バック幅員 | 9.3m |
センター幅員 | 7.8m |
最高上がりタイム | 9秒0 新田祐大 2014/04/27 |
過去高配当 | 2006年 2車単:303,540円 |
アクセス:伊豆急行線「南伊東駅」徒歩8分
JR:「伊東駅」から無料シャトルバスで約10分
伊東温泉競輪場の気になる勝率や特徴
1,伊東温泉競輪場の気になる決まり手
1着決まり手グラフ |
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2着決まり手グラフ |
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2,伊東温泉競輪場の所属選手
S級2班は、中井 達郎(74期)、土屋 裕二(81期)、大木 雅也(83期)、大石 剣士(109期)、格清 洋介(111期)。
※一部選手抜粋
L級1班は、鈴木 美教(112期)。
3,伊東温泉競輪場のクセや特徴
1周333mのサンサンバンク。333バンクの中では直線がもっと真緒長いため、ゴール前が伸びやすく追い込み選手にチャンスがある。
近くにある小田原競輪場程のカントではないが立っているので、バックストレッチからまくりが決まりやすい。そのため逃げ選手は多少厳しい感がある。
333mバンクは力で押し切れる部分もあるので、攻めのタイミングなど勝機を逃さなければ特に有利不利で結果が分かれるわけではない。
「400mバンクに近い乗り心地がある。」という選手もいるようだ。
立地が高台なので風の影響を受けそうだが、崖を切り崩して建設されたため、周りが丘に囲まれているので、風がバンクに入り込むことはそうそうない。
4,伊東温泉競輪マスコットやイメージキャラクター
伊東温泉競輪のマスコットは、ミカリン。伊東産の蜜柑をモチーフにしている。
好きな食べ物は伊東名物の蜜柑。
2014年から2015年にかけて、ミカリンナイトレースを開催したこともある。
伊東温泉競輪場のまとめ
伊東競輪場は、高い位置に建設しているので、徒歩で向かうのは少し気合がいる。
敷地内も坂となっているので段差など注意が必要。
競輪場とは反対方面だが、温泉地なのですぐ温泉を入りに行ける観光としてはかなりいい。
売店や食事スペースは昔ながらの雰囲気のするところ。
配当傾向は大人しいがする。とはいえ50倍前後のレースが多いので、うまく投票すれば、稼ぐことはできると思う。
特に選手の調子と力加減でレース結果が決まると言っていい。
現地で競輪を見るなら選手の脚店は重要になってくる。