弥彦競輪場は1950年に開設された。
日本で唯一の村営の公営競技場となっている。施行者は弥彦村。
弥彦競輪場に隣接する彌彦神社(弥彦神社)宝光院の境内に開設された。
寒冷地の競輪場なので降雪を考慮して4月から11月に開催が行われている。
過去、1991年1992年1998年2002年2005年2008年にふるさとダービーが開催されている。
開催の雰囲気や地域の環境から「日本一ふるさとダービー開催にふさわしい」と言われていた。2008年にふるさとダービーが廃止されたが最後の開催は弥彦競輪場での開催となった。
2011年にG1の寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントが開催され2015年まで5年連続で開催された。
記念競輪はふるさとカップが6月から7月頃に開催されている。秋ごろにはS級シリーズとしてクローバーカップが開催される。
(関東地区と持ち回りで宇都宮競輪場と前橋競輪場でも開催がある)
新潟国体のトラックレース競技の会場として使用されたこともある。
目次
弥彦競輪場のバンク情報
競輪場名 | 弥彦競輪場 |
住所 | 新潟県西蒲原軍弥彦村2621 |
1周距離 | 400m |
見なし直線距離 | 63.1m |
センター部路面傾斜 | 32°24′17″ |
直線部路面傾斜 | 2°51′45″ |
ホーム幅員 | 10.1m |
バック幅員 | 9.0m |
センター幅員 | 7.3m |
最高上がりタイム | 10秒6 山崎芳仁 2010/06/15 |
過去高配当 | 2011年 3連複:399,410円 |
アクセス:JR弥彦線「弥彦駅」から徒歩10分。
JR弥彦線「弥彦駅」から無料シャトルバスで約5分
JR弥彦線「吉田駅」から無料シャトルバスで約10分
弥彦競輪場の気になる勝率や特徴
1,弥彦競輪場の気になる決まり手
1着決まり手グラフ |
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2着決まり手グラフ |
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2,弥彦競輪場の所属選手
S級1班は、諸橋 愛(79期)、鈴木 庸之(92期)、。
S級2班は、藤原 憲征(85期)。
※一部選手抜粋
L級1班は、加瀬 加奈子(102期)、田中 麻衣美(102期)、藤原 亜衣里(102期)、黒河内 由実(110期)。
3,弥彦競輪場のクセや特徴
1周400m。いたって普通のバンクだが、コーナーにクセがある。
基本的にバンクのすべてのコーナーは非対称だが、弥彦競輪では1コーナーと4コーナー、2コーナーと3コーナーがそれぞれ対象になっている。
1コーナーと4コーナーは緩和曲線がきつく直線部分が長くとられている。そのためまくりや追い込みが決まりやすく、バック側のまくりではスピード低下がないので好都合。
400mバンクの中でも逃げ切るのが難しいとされている。
4,弥彦競輪マスコットやイメージキャラクター
彌彦神社は万葉集で謡われている歌にちなんで鹿苑がある。その兼ね合いで鹿をモチーフにしているスピーディアが弥彦競輪場のマスコットになっている。
仲間が9人(匹?)いて各マスコットカラーがあり「競輪戦隊スピレンジャー」がたまに登場する。
弥彦競輪場のまとめ
村営ということもあり、かなり古びている。確かにふるさとダービーって語呂と雰囲気はマッチしていた。
他競輪場はグレードレースで熱気あふれるレースが多いが
弥彦競輪は質素な感じで平和感あふれている。勿論賑やかなのだが競輪場の雰囲気がそう感じさせた。
配当傾向では記録的な3連単は出たことがないが、
それでも30万車券1開催で1度以上は出ている印象。
逃げ選手が不利なバンクなので逃げ切ることができれば高額配当となる。
敷地内に弥彦神社があるので、必勝祈願をしてからレースに臨むことお勧めする。