
小倉競輪場でG1朝日新聞社杯競輪祭が開催中。
初日から3日目まではガールズグランプリトライアルが開催されている。
AグループとBグループに分けて競走は実施されて、各グループで優勝した選手がガールズグランプリに出場することが出来る大会。
男子と女子ともにグランプリ出場選手がこの大会で決まる。
目次
小倉競輪 11/18 9R[ガールズグランプリトライアルA]の出走メンバーとメガネの見解
小倉競輪9R[ガールズ予選A]の出走メンバーは太田りゆ、鈴木奈央、成田可菜絵、山原さくら、石井寛子、大久保花梨、高木真備。
やはり高木真備が一番人気だろう。
勝率9割越えで3着0回、着外2回と圧倒的成績で年末のガールズグランプリですら一番の人気筆頭選手と言える。
今年は高木真備とBグループで出場している児玉碧衣の2人の年と言ってもいいくらいの活躍っぷり。
先行力なら太田りゆも負けていないはず。
自転車競技の方がメインなので戦績や勝率もそこまで当てにならないが、日の丸を背負っているからこそかなりの実力だと言える。
山原さくらは病気治療から今年復活したが競走得点での参戦を迎えている。
今年は特別競輪は走っていないが、一般戦では無双していた。
ちょっと勢いは落ちてきているが、ガールズケイリントップクラスの選手と言っても十分な選手だ。
勝率的には石井寛子も外せないな。
前後ろうまく走れる選手はガールズにはそう多くない。
ガールズケイリンは基本的に一気に捲って逃げるか、強い選手を目標にマークして勝ち星を稼ぐ選手がほとんどだ。
そんな中で先行もマークからの差しも出来る石井寛子は上手く立ち回ってくれるだろう。
大久保花梨も優勝逃すことが多いが決勝常連選手。
強豪福岡選手の一人でもあり侮れない。
気になるガールズグランプリトライアルAの結果!
途中高木真備が内に入り込んでしまい行き場をなくしたが、外にうまく切り返して踏みなおし一気に差し込んで1着。
太田りゆは思いっきり捲って前に出たものの、後方から差し込んできた高木真備に差されて2着だった。
大久保花梨は高木真備に追走する形で3着だった。
1着高木真備、2着太田りゆ、3着大久保花梨となった。
配当は17倍となった。
高木真備の勝利者インタビュー
『1着スタートは嬉しい。山原さくらさんを突っ張って先行するつもりだったけど、出られてからも冷静にできた。
もうちょっと早くスイッチできれば良かったので明日以降はそれができれば。
体調面は軽く感じたので問題ないです』
小倉競輪 11/18 10R[ガールズグランプリトライアルA]の出走メンバーとメガネの見解
小倉競輪10R[ガールズ予選A]の出走メンバーは梅川風子、吉岡詩織、鈴木美教、細田愛未、小坂知子、小林優香、佐藤水菜。
ナショナル入りしてパワーアップした梅川風子か日本代表の小林優香の2択といった感じだろう。
小林優香は自転車競技の方に注力してたので今年の競輪出場は少ないが、出場してはほとんどが完全優勝だ。
かつて女王と言われていた小林優香と今ノってきている梅川風子との争いだ。
捲り脚際立つ吉岡詩織だが、捲り切れないレースも多々ありちょっと勢い落ちてきてる感は否めない。
去年より落ち込んでいる細田愛未だが、3連対率は高いので期待はしておきたい。
佐藤水菜もナショナルチームに入ってパワーアップした感じなので侮れない存在だ。
ちょっとレース組み立てに難ありなので、先輩選手達に対してどう立ち回るのか気になる。
梅川風子と小林優香の先行争いで、鈴木美教や細田愛未あたりが上手く入り込みそうだ。
捲りチャンスがあれば吉岡詩織の一発もあるだろう。
気になるガールズグランプリトライアルAの結果!
スロースタートの展開だったが、外に膨れたところを佐藤水菜がすかさず潜り込み、一気に前に出て逃げ切りを図った。
バックにかけて梅川風子が一気に捲りに動き、鈴木美教が追走し、その後ろから小林優香もチャンスを伺いながら追走。
鈴木美教を捲ろうとする小林優香だったがまくり足らず3着、梅川風子はそのまま捲り切って1着を取った。
マークに付いた鈴木美教は2着で、佐藤水菜は脚持たず4着。
1着梅川風子、2着鈴木美教、3着小林優香となった。
配当は11.1倍となった。
梅川風子の勝利者インタビュー
『佐藤水菜選手が道中から動きたそうにしていたし、佐藤水菜選手が内から来たのはあんまりビックリはしなかった。
あれだけ空けば誰かが内に来るだろうっていうのがありました。
感触は思ったよりも良かったけど、気になったのは周回中の車間の取り方だったり、最初の仕掛けるポイント。
そこはしっかりと修正していきたい』