
和歌山競輪場で高松宮記念杯競輪が開催されている。
開催二日目だ。
今日のレース11Rは東のシード権青龍賞で、12Rは西のシード権で白虎賞になる。
このレースは着順関係なく3日目の準決戦に進める。
記念レースでは初日がシード権のレースになるから調整に回ったりもするだろう。
だが高松宮記念杯競輪は二日目がシード権レースだから相当のことがない限り、調整に回るのは愚策かもしれない。
むしろ準決戦でのライン強化とかを意識したほうが良いだろう。
目次
和歌山競輪 6/19 11R[青龍賞]の出走メンバーとメガネの見解
和歌山競輪11R[青龍賞]の出走メンバーは小松崎大地、和田健太郎、平原康多、萩原孝之、新田祐大、鈴木裕、郡司浩平、山崎芳仁、岩本俊介。
今回は初日と打って変わって単騎となった平原康多。
自在選手としてうまく切り抜けたいはずだ。このレースは順位関係なく準決戦に進めるからもしかしたらそこまでガッツリ走らないかもしれない。
やはり新田祐大は注目しとくべきだろう。初日は4着だったが、その圧倒的スピードと脚はしっかりとファンに見せつけていた。
また福島同県ラインとあっては、今回のレースでは上位着順は期待できる。
初日1着を飾った郡司浩平だが、ここ最近頑張りを見せている萩原孝之選手とのラインだ。
郡司浩平単体でも十分戦えているので萩原孝之の頑張り次第では上位着順を制圧することも出来るかもしれない。
気になる青龍賞レースの結果!
打鍾とともに前に出たのは岩本俊介の千葉ライン。単騎の平原康多は4番手を取っている。
その後ろを南関東の郡司浩平と番手の萩原孝之がおり、後方に新田祐大の北日本ライン。
2番手の鈴木裕が車間をあけて新田祐大のまくり警戒態勢。
岩本俊介と鈴木裕が入れ替わり、平原康太が捲り態勢。その後ろには同じく捲りに上がってきた新田祐大が迫っていた。
捲り合いで平原康多は失速。
先頭を走る鈴木裕をマークから和田健太郎が差して1着。鈴木裕は2着。
1着和田健太郎、2着鈴木裕、3着郡司浩平となった。
和田健太郎の勝利者インタビュー
『岩本俊介君も気持ちが入ってたし、鈴木裕君はその気持ちに応えようっていうのがあった。
だから、僕もしっかりと。あとは岩本俊介君と鈴木裕君の判断に任せていた。
(連日)南関の自力選手のおかげだし、僕自身は初日と変わらない。感じが良かったんで大丈夫です』
和歌山競輪 6/19 12R[白虎賞]の出走メンバーとオヤジの見解
和歌山競輪12R[白虎賞]の出走メンバーは脇本雄太、松浦悠士、浅井康太、山本伸一、中川誠一郎、松岡健介、東口善朋、香川雄介、稲川翔。
脇本雄太は昨日圧倒的なスピードでまくりを見せていた。
やはりオリンピック代表選手。その実力は競輪でもお構いなしだったな。
好調子の稲川翔を番手に付けて昨日並みのまくりを披露するのか?それであれば付いて離れず走れば稲川翔の1着チャンスが巡ってきそう。
今回も単騎の浅井康太。やはり単騎での走りは軽いか?どのポジションからでも対応できるのは競輪一の自在型と称されているだけある。
鈴木裕友と離れた松浦悠士だが、脇本雄太に先は知らせて後方から捲るのが一番理想的な展開だと思う。
気になる白虎賞レースの結果!
打鍾後の脇本雄太が一気にカマシ。
2番手の稲川翔と東口善朋が何とか食いつく形。
松浦悠士も捲りに行くが、山本紳一を捲れず並走。
カマシた脇本雄太と稲川翔との差が広がり、何とか後方の選手を裁きながらだったが体力持たず失速。松浦悠士に抜かれてしまう。
圧倒的な逃げで脇本雄太は1着を獲得。失速する稲川翔を東口善朋が差して2着。
1着脇本雄太、2着東口善朋、3着松浦悠士となった。
下手すれば番手選手はだれでも置いて行かれそうだ!
脇本雄太の勝利者インタビュー
『自分の踏む位置は(初日と)変わってない。
あとは(スリップした初日みたいに)ハプニングがあったかどうか。
ハプニングがなくて、力を全部出し切れた。そこは評価できる。
僕自身ここで(仕掛けて)行きますっていうのを決めてた。ラインで決めるには、それが最善かなと』