
前橋競輪場で寛仁親王牌・世界選手権記念が開催されている。
初日レースはS級特別選抜戦が2レースと
日本競輪選手会理事長杯が1レース。
だがG3や一般競走の特選レースとは違い。
シードレースではない。
10Rと11Rの特別選抜は1位と2位が二日目のローズカップへ
日本競輪選手会理事長杯の1位から5位までがローズカップへコマを進めることが出来る。
二日目のローズカップはシードレースとなっており、順位関係なく準決戦へ進むことが出来る。
寛仁親王牌の注目選手は↓にまとめているから是非見て行ってくれ!
前橋競輪 10/16 12R[S級ローズカップ]の出走メンバーとメガネの見解
前橋競輪12R[二日目ローズカップ]の出走メンバーは脇本雄太、新田祐大、松浦悠士、山田英明、郡司浩平、香川雄介、諸橋愛、守澤太志、清水裕友。
初日の日本競輪選手会理事長杯を豪快にカマシて逃げ切った脇本雄太はこのレースでもカマシきるのか?
初日レース後は「吐きそうだった」とインタビューに答えていたが、理事長杯の表彰式ではぐったりだったので新田祐大とのもがき合いは壮絶だったことが伺える。
ローズカップはシードレースなので無理しての走りは控えるはずだ。
そうなると新田祐大と番手の守澤太志のラインや
松浦悠士と清水裕友のラインが来るんじゃないかと予想される。
郡司浩平も初日では新田と脇本のもがき合いの後ろに収まり、好位置から脇本をマークで2着なので
レース対応能力は相当上がっていると言える。
郡司の番手には諸橋愛が付く。諸橋は先行出来ないので郡司の2番手に収まれば上位着に入り込むチャンスと考えているはずだ。
香川雄介も初日3番手ながら最後は単騎で切り込んで2着。
好気合なのがわかる。
松裏と清水のライン3番手なので位置としては可能性は捨てきれない。
山田英明は単騎。
グランプリ出場圏内なので意地でも上位着で賞金を上積みしたいだろう。
派手さはないが静に燃える九州の雄だ。
気になる二日目ローズカップの結果!
清水裕友が脇本雄太を叩き前にでる。
打鍾で清水裕友と郡司浩平の前取り合戦になると、バックストレッチで松浦悠士が郡司浩平を捌き清水裕友を援護。
外側から新田祐大が一気に加速してへ捲りに出る。
最終直線で新田祐大が伸びて1着。
松浦悠士はギリギリのところを新田祐大に差されて2着。
脇本雄太は大外から一気に距離を詰めるも5着だった。
新田祐大の勝利者インタビュー!
『仕掛けのタイミングをことごとくヒデさん(山田英明)につぶされた。
清水裕友君、郡司浩平君の動きがあって、ヒデさんの波で(仕掛けのタイミングを)つぶされた感じです。
(まくりに行って内が)ゴチャゴチャしてたんで、締め込んでもと思って(大外を踏んだ)。
まだ俯瞰(ふかん)して見れてないので、(調子が)わからないところもあるし、とにかく一生懸命ペダルを踏み込んだ。
あとは(VTRを)見て、感覚とのズレを調整したい』
