
小倉競輪場で朝日新聞社杯競輪祭が開催されている。
年末のグランプリ出場権を掛けた大一番の大会。
通常のG3記念競輪のように初日に特選レースは無く。
1次予選と2次予選を上位成績を獲得した選手が進めるのがダイヤモンドレース。
ダイヤモンドレースはシードレースになり、全員が順位にかかわらず準決勝に出場することが可能。
だが、優勝か賞金上位でなければグランプリには出場できないので、手を抜くことは出来ない。
若手選手がここに出るならば、先輩選手を勝たせるために精一杯無理してでも突っ張ったりするのを見れるレースでもあるので、特に注目のレースだ。
この大会の注目選手は↓にまとめているから是非見て行ってくれ!
小倉競輪 11/18 12R[S級ダイヤモンドレース]の出走メンバーとメガネの見解
小倉競輪12R[ダイヤモンドレース]の出走メンバーは郡司浩平、新山響平、小倉竜二、松井宏佑、松浦悠士、柏野智典、和田健太郎、稲川翔、新田祐大。
ナショナルチームの松井宏佑が一気にかけて郡司浩平と和田健太郎を援護するのが予想出来る。
南関東で結束固く、松井宏佑のカカリも初日二日目と良さそうなので、展開はかなり有利に出来るだろう。
松浦悠士は柏野智典と徳島の小倉竜二と手を組んで対抗。
ラインがあろうがなかろうが松浦悠士の実力なら問題なく入着は出来ると思う。
南関東ラインが本線になるだろうから、松井宏佑の先行次第だ。
新山響平と新田祐大のペアで挑むわけだが、新山響平も調子は悪くなさそう。
スピードも出せる新山響平なら新田祐大へ負担を掛けずに責めることが出来そうだ。
南関東を中心に松浦悠士と新田祐大が入り込むだろう。
気になるダイヤモンドレースの結果!
先行する松井宏佑に対し、新山響平も一気に攻めるが番手の新田祐大は一旦下がる感じ。
新田祐大は一番後ろまで一旦下がって、再度捲りに行く構えだ朗。
新山響平は郡司浩平に捌かれて失速。後方に置いて行かれる。
松井宏佑から郡司浩平にバトンタッチで一気に前に出るが後ろから松浦悠士も捲りに出る。
郡司浩平は何とか前をキープし、和田健太郎が松浦悠士と競り合いながら2番手争いが激化。
新田祐大は後方から一気に捲り上げ、最終直線で伸びて3着。
郡司浩平はそのまま捲り逃げ切って1着。松浦悠士が和田健太郎の競りを制して2着だった。
郡司浩平の勝利インタビュー!
『スタートは新田祐大に取られそうになって危なかった。
なんとか車輪をかけてって感じでした。もう松井宏佑に尽きますね。新山響平を出さない気持ちが強くて、僕がなにかをするわけじゃなかった。
松浦悠士も新田祐大さんもどこかで来るだろうと。
ただ、松浦悠士をちょっと引きつけすぎた。交わされたけど、僕がサラ脚だった分、踏み勝てた。
松井宏佑の頑張りがあったんで、それに応えるっていう気持ちだけでした』