
117期 山口拳矢が連勝数を20勝に!
山口幸二の息子で2020年7月に117期生としてデビューした山口拳矢だが、
デビューから連勝に連勝を重ねて18連勝を記録し、S級へ特昇。
そして10月8日からの大垣競輪F1中京スポーツ杯に出場している。
大垣競輪 初日10R 山口拳矢選手の走りは?
山口拳矢と山口泰生の岐阜の山口同姓ラインで3番手にベテランの清水広幸が付く。
流石に清水広幸が付いて行けるとは思えないが、山口ワンツーに期待されていた。
レース結果は、山口拳矢は逃げ切って番手の山口泰生すらも振り切ったが、桐山敬太郎が4コーナーから最終直線にかけて一気に伸びた。
まさかの山口拳矢と桐山敬太郎の同着1位となった。
レース後山口拳矢は、
『出切るまでは全開。でも、S級戦はスピード感が違いますね。最後は抜かれたと思った。
勝ち続ける必要はない。ラインの人に抜かれるのは仕方がない』とコメント。
大垣競輪 二日目10R 山口拳矢選手の走りは?
二日目の準決勝は、また山口拳矢は桐山敬太郎との対戦となった。
初日と違うのは、山口拳矢の番手は志智俊夫。
桐山敬太郎は単騎でのレース。
嵯峨昇喜郎も出場しているが、113期生の山口拳矢は因縁の対決で、元々山口拳矢は113期生で入学している。
噂によると遅刻回数が多かったようで、停学となり117期生として再入学しての今回の卒業。
嵯峨昇喜郎としては、先にデビューしている自分と元同期で不真面目で停学になった山口拳矢とで比べられる事は不本意だろう。
逃げる嵯峨昇喜郎と捲る山口拳矢の争いで注目度は高かった。
打鍾で捲りにかかるも外に振られて、意外あっさり手を引いて桐山敬太郎の後ろに。
最終ホームで一気に攻勢に出る山口拳矢、竹内智彦がブロックに動くも意に介さずそのまま嵯峨昇喜郎も飲み込む。
番手の志智俊夫が竹内智彦のブロックで怯むも、懸命に踏み込んで何とかしのいで2着。
山口拳矢は捲り切って2位の志智俊夫と4車身差をつけてのゴールだった。
大垣競輪 中京スポーツ杯の決勝はどうなる?
明日10月10日の大垣競輪の決勝メンバーは、山口泰生、内藤宣彦、畑段嵐士、志智俊夫、南潤、山口拳矢、芦澤大輔。
山口拳矢-志智俊夫-山口泰生、対抗は南潤-畑段嵐-内藤宣彦、芦澤大輔が単騎となった。
今大会初日二日目で山口拳矢のラインは連携しているので、初顔合わせではない。
先行逃げでなあノリを挙げている南潤と山口拳矢の勝負になる。
ちなみに、誘導員の山口富生は山口拳矢の師匠。