200万円を寄付した競輪選手たち

◆105期3名が200万円寄付

競輪界では新型コロナウイルスの対策や開催について協議しているようではあるが、競馬競艇と違って何ら表立って寄付や社会貢献のニュースは聞かない。

公営ギャンブルなので収益は地域への福祉金や復興支援などになることはなるのだが、競輪界ではなかなか思い切った決断ができていないようだ。

そんな中3名の選手が寄付という形で社会貢献を果たした。

2月の全日本選抜競輪2020を優勝したSS班清水裕友渡邊雄太石塚輪太郎の3名が新型コロナウイルス感染症対策のため日本赤十字社に計200万円の寄付をしたと発表。

105期の3名が寄付を表明すでに寄付を終えているようだ。

清水裕友選手
清水裕友

『日夜、最前線で対応されている医療関係のみなさまに、心から敬意を表します。

今も安全安心を最優先に、現場で携わっている医療関係者の方々のお気持ちを察し、私どもに何ができるかを考え、寄付させていただきました。』

開始中止で自分たちも稼ぎを失っている中にも関わらず寄付とは素晴らしいな!

渡邊雄太選手
渡邊雄太
『今、僕たち選手は開催か中止か待っているだけの不安な状況にいます。

しかし、待っているだけではなく自分から何かできないかと同期3人で話し合い、寄付を決めました。

今は誰も経験したことのないこの事態が、1日も早く終息してくれることを願います。』

イケメンはやること・考えることが違うな!

石塚輪太郎選手
石塚輪太郎
『新型コロナウイルスで亡くなられた方や、罹患(りかん)された方にお見舞い申し上げます。

大好きな競輪がお客様の前で1日も早く開催されるために、またホームバンクの和歌山競輪場で初のG1開催が6月に控えており、早く終息するためにも、微力ながら寄付させていただきました。』

そうか、高松宮記念が和歌山で開催されるものな!
日本選手権競輪の中止もあったし、もしものことを考えると怖いよな。

◆200万もの高額の寄付をした原動力とは?

清水裕友

『次のレースをやるかどうかが分からないのが一番の不安。先行き不透明な中での練習は正直きつい。今までの競輪に戻るためにはまずコロナを終息させなければ。(寄付は)最前線で闘ってくれている医療従事者を少しでも支援できればという思いです。』

渡邊雄太

『できるだけ早い終息を願ってのことです。』

石塚輪太郎

『競輪は普段から地方財政にも貢献している。社会的な存在意義を再確認してほしかった。』

と語る3名だった。

確かに、地方財政に寄与している競輪、社会福祉の予算にも充てることは十分できる。
なのに競輪界ではG1日本選手権競輪を開催を中止までする大事態となっている。

無観客開催でもG1は開催していれば正直売り上げは見込めたんじゃないかって俺は思ってる。
なんだかんだインターネット投票も増えてきているようだし。

◆2名が思う競輪界への気持ち

清水裕友

『競輪界の中でバラバラなところがあり、みんな不安と闘っている。1つにまとめる策が欲しい。

その中で我々若手が引っ張っていかなければ。

競輪はプロスポーツで最多の人数を誇る。1つになれば大きな困難も乗り越えることができると思う。』

渡邊雄太

『なぜ個人的な寄付の前にトップが競輪界をまとめて何かをしなかったのか、という思いはある。

開催に向けて努力することも大事ですが、同時に終息後のことも考え合っていきたい。

今はサイクリングが推奨されている。競輪を知らない人に興味を持ってもらえるビッグチャンスでもある。』

憤る気持ちはわかるぞ!
日本選手権競輪が中止になって、競輪上層部に俺は不信感持ったし…

◆競輪だけがなぜか歯車はうまく噛み合わない

競馬競艇競輪そしてオートレースと公営競技で公営ギャンブルであるが、目立って競輪だけがすべてにおいて消極的である。

静岡G1日本選手権競輪の開催中止の発表があった24日は競艇では各団体結束で6億円を寄付するとニュースもあった。

競馬は22日に日本競走馬協会が国立の治療機関に1000万円を寄付したとニュースにもなった。

競馬競艇と実に対照的・消極的なのだ。

ただでさえ競輪は何とか売り上げを維持している状態にあるのに、同じ無観客開催でなぜここまで違っているのか?

素人では計り知れない世界なのかもしれない。

ただ所属する選手たちにもその対応には動揺が走っていることは確かであると言える。

噂じゃ各団体で考えが違って最終的判断は自治体で自治体の独断専行って話もあるそうだ。
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