
競輪場と競輪選手の撮影を禁止
新型コロナウイルスの影響で、競輪選手達との触れ合いの場がなくなった競輪ファンたち。
競輪選手達は何とかSNSを通じてファンと通じ合おうと日々更新をして競輪に対して貢献をしている。
そんな中で気になるニュースが入った。
【選手達による撮影禁止】
これは一般客が撮影するのではなく、選手達による競輪場内での撮影が禁止。ということだ。特に開催中の期間は完全に撮影することが出来ないそう。
俺ら一般客の撮影は競輪場各所によってルールが違うので何とも言えない。緩い会場であれば警備員にその場で声をかけてちょろっと撮影することは出来る。
だが一般客の俺たちと選手達では立場が違う。
八百長につながる可能性
開催期間中は通信機器の持ち込みは勿論できないのでスマホでの撮影ではなくカメラで撮影になると思うのだが、最新のカメラによってはBluetoothでデータのやり取りができるそうだ。
とは言えBluetoothの通信距離は10m程度なので、むしろ小さいデジカメを渡すほうがデータのやり取りとしては効率的だとは思う。
以前、大久保花梨が車の中に音楽プレイヤーとして使っていた携帯が見つかり斡旋停止処分を受けたことがある。
形が携帯なので処分となったが、カメラが良くて通信できない携帯がダメな理由もザルである。
※規則では携帯自体の持ち込みが禁止なので、通信の有無問わず禁止されている。
情報漏洩の心配
競輪は競馬と競艇と比べて色々な面が未発達な印象がある。
今回の新型コロナウイルスの対応に至っても選手たちが先導し寄付や地域貢献をする中、運営のJKAは後発で事業支援に乗り出したくらいであまりいい印象がない。
憶測で申し訳ないが、かなり保守的な職員たちなのだろう。
今回の撮影禁止も保守的な発想に見受けられる。
選手達の指導もしっかりできていないので、選手達の不用意な撮影により競輪場内の特定秘密情報の漏洩などを危惧しているのだろう。
それには納得する部分はあるのだが、競輪界自身が選手を育てるという選択肢はなかったのだろうか?
ただでさえ一般社会とは違った公営競技の世界だ。どちらかというとスポーツ選手と同じ考えに至ると思うが、一般的な社会常識はとは少し違っていると言ってもいい。
だがそれをしっかり教育することで競輪界の今後の発展が期待できるというものだ。
反発する選手とファン
選手達は明確には反対してないのだが、ファンたちは不満が爆発している。
前述したとおり、選手に直接会うことが出来ないからこそ、SNSを通じて選手たちと交流をする日々を送っている現状に、禁止の連絡。
そりゃ、反発食らいますよ!と、だれもが思うことだ。
しかもこの撮影禁止についてガイドラインが定まってなく、【開催中の選手たちによる会場内での撮影を禁止】とただこれだけなのである。
競輪ファンなら根田空史の撮影は一目置いている。取材関係者よりきれいな写真を撮っているのだが、当然根田空史の撮影(根田撮)も禁止になった。