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寺崎浩平が新たな記録を更新した!
117期の寺崎浩平がいわき平競輪で開催されるサマーナイトフェスティバルにS級2班ながら出場。
二日目の6Rで1着を取りビックレース初勝利を飾った。
今回デビュー178日でビックレース初勝利を飾っているが、以前の記録は坂井洋の269日で大幅に更新した。
サマーナイトフェスティバルに出場した寺崎浩平
初日レースの寺崎浩平の活躍は?
サマーナイトフェスティバルの初日1Rで村上義弘とラインを組み出走。
カマシて前を取った寺崎浩平。
九州の山田英明が3番手に位置取り、後方から捲ってくる菅田壱道をブロック。
後方捲り勢は勢い無くなったので寺崎浩平が逃げ切るか、番手の村上義弘と山田英明が差し切るのか
最終直線で山田英明が差しに行くも足りず、村上義弘が差して1着。
寺崎浩平は3着となった。
予選3着選手は、一人が準決勝に進出出来るが、寺崎浩平はS級2班であり選考順位が下位の為準決勝には進めなかった。
二日目レースの寺崎浩平の活躍は?
寺崎浩平は6Rに出場。
番手には稲垣裕之と村上博幸の二人。これで寺崎浩平は村上兄弟のどちらともとラインを組んだことになる。
かなり貴重な経験だったはずだ。
レースは寺崎浩平が後方に位置どって捲りに備える。
前方では北日本ラインと関東ラインが激しく捲り合いをしており、2コーナーに差し掛かり一気に寺崎浩平が捲りにかかる。
番手の稲垣裕之が離されかけたので捲れないと判断した3番手の村上博幸は内に潜ってしまい、6着に沈んだ。
稲垣裕之のスキをうまく入り込んだ佐藤友和が2着になった。
この日、寺崎浩平は初勝利を飾り、G2初勝利、競輪史上最速でのビックレース勝利日数を更新した。
最終日レースの寺崎浩平の活躍は?
最終日は10Rに出場。
ある意味、凄い組み合わせのレースとなった。
決勝進出を逃した脇本雄太が10Rに出ているので、同じ福井県同士、ラインを組むことになる。
日本最強の脇本雄太と期待の新星のラインになるのでかなり注目が集まる。
レースはカマシた寺崎浩平が逃げ切る作戦。
2コーナーでてから寺崎浩平と脇本雄太が切り替わり、一気に脇本雄太がスピードを上げる。
脚を欠いた寺崎浩平はあとは失速するだけの状態だった。
脇本雄太の番手に山田英明が付き、3着とは8車身も離れていた。
寺崎浩平の今後の出走予定は?
早期卒業してすでに7カ月が経っている。
経験も実績も積み重なっている寺崎浩平だが、次の出場レースは
7月23日の福井競輪開設記念不死鳥杯。
8月12日の名古屋競輪のオールスター競輪。
福井競輪F1西日本日刊スポーツ杯市田カップに出場する。