寺崎浩平が競輪史上2人目の最速S級昇格

競輪史上2人目の大快挙!

競輪学校117期を早期卒業した寺崎浩平がやってのけた!
見事18連勝を飾り史上2人目となるデビューから無敗そして最速でS級へ昇格した。競輪史上では2人目となる快挙で、1人目は元S級S班でもあり、現在はS級1班の深谷知広だ。

寺崎浩平は3月23日から開催されている名古屋競輪中スポ杯・中部競輪C・ガールズに出場。

●初日は4Rに出走。
後方スタートで⑨番車寺崎浩平、⑥番車菊谷信一、①番車窪田陽介の近畿ラインで疾走した。
途中、後方から寺崎浩平がスピードが伸びる中、付いて行けなかったのか菊谷信一の走行がブレて窪田陽介と接触し、窪田陽介が落車してしまうアクシデントがあった。
とはいえレースは進む、寺崎浩平のスピードは尋常ではなかった。着差は大差で2着と1秒近く離してのゴールだった。

●2日目は5Rに出走。
④番車が寺崎浩平、番手選手は②番車の白上翔となる。
レース開始から選手一同寺崎浩平の動向を見守るが、このレースも後方に位置取っていた。
初日同様に残り1周に差し掛かるくらいでスピード上げていくが番手の白上翔は付いて行けず、寺崎浩平単騎で大外から捲っていった。
このレースは2着と7車身差という圧倒的なスピードで勝利した。

●3日目最終日は11Rに出走。
④番車に寺崎浩平。他同地区の選手はおらず単騎でのレースとなる。
このレースも後方からスタートし、残り1周の2コーナーへ差し掛かるくらいからスピードを上げ4車身差で1着をもぎ取った。

この3連勝もとい18連勝をもって、寺崎浩平はS級2班へと特昇することになった。
26日にはS級2班に昇格し、次場所の調整を現在は行っているところ。

デビューからずっとあんな圧倒的なレースを連続しているなんてな!

◆早期卒業制度とは

2019年から日本競輪選手養成所では新たに早期卒業制度が制定された。
内容は、「教育計画に定める記録会のうち、入所直後期または中期間に実施する記録会において、ゴールデンキャップを獲得した者を早期卒業者候補者と選定する」と定められた。
ゴールデンキャップを獲得し候補者となった場合は、養成所が定める要件(座学含め)を満たし、12月に実施しする候補者向けの競輪選手資格検定に合格すれば、早期卒業となる。

競輪学校内の制度なので、デビュー前にそもそもゴールデンキャップ獲得が何なのかわからないという人も多いと思う。

簡単に説明すると、競輪学校で行われる記録会があり、(各距離のタイムアタック)その記録会において、既定のタイム以内だった者にそのタイムにそって色がついたキャップを頂く。
ゴールデンキャップは授与され、他の色のキャップは貸与される形。

ゴールデンキャップ取得時条件

2019年に制定された早期卒業制度なので、寺崎浩平菊池岳仁は史上初なのは当たり前だが、記録に基づいてすぐにデビューしても期待できるとされていたが、連勝をたたきつけるとはさすがに予想以上の結果だったのではないだろうか。

今回の117期の早期卒業は寺崎浩平と菊池岳仁の2名だが、ゴールデンキャップを獲得した選手は他にもいる。坂本紘規町田太我の2名と、ガールズでも1名おり永塚祐子
残念ながら上記三名は早期卒業できなかったが、7月のデビューでは大いに期待がかかるだろう。

3000mを3分ちょっとで走るってほぼ車やバイクと一緒だぞ!

◆寺崎浩平と菊池岳仁の心配な点

競輪学校117期を早期卒業した寺崎浩平菊池岳仁

早期卒業自体に賛否は起こっていたが、デビューから二人は完全優勝を重ねていた。
残念ながら、菊池岳仁は3月9日に1着を取れず、最速S級へ昇格は露と消えてしまった。その次の日の3月10日は初めて着外となった(7位)。少しばかり心配ではある。

その時の記事のリンクを張るのでよければそちらも読んでくれると嬉しい。

寺崎浩平の最速S級昇格は素直におめでとう!という気持ちがある。

だがA級とS級では勿論、壁がデカい。
例えば、現在はS級1班の南潤も、デビューしたてのA級戦では圧倒的勝利を飾っても、S級に上がってからはコテンパンにやられることも多かった。

心配な点は、二人ともライン戦関係なく勝てるところにある。
競輪では地元や同地区選手でラインを組み連携して少しでも勝率を上げたいところ。だが、二人はどの位置にいても単騎で勝ち上がることができてしまう。
またラインを組んでいるように見えて、ラインの先頭を走っているので番手選手を置いてきぼりにすることもある。
実際今場所の初日は、番手選手が迷ってしまい、ブレて3番手選手を落車させ、失格、同地区選手は寺崎浩平のみだった。

すこしでも反感を抱かれていないか心配であるところ。

実力的にも、S級へ上がった寺崎浩平は来年頃にはグレードレースにも出れるのではないかと期待はしてしまう。

菊池岳仁は117期デビュー前の7月までにS級へ上がりたいとそうだからまだ時間はあるからこそ期待したいところだ。

寺崎浩平はS級戦ではどうなるか楽しみだ!しかしラインがどうなるか心配なところ!
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