函館競輪場は1950年に開設された。今ある競輪場の中では日本最北に位置している。
開催期間は、4月から11月までとなっている。冬季(12月~2月)にかけてはバンク内に氷をはって「函館市民スケート場」といて利用されている。
1985年の7月7日からサマータイム競輪と名づけられた薄暮競走が実施され、1998年7月からナイター競走であるスターライトレースに移行した。どちらも競輪場としては全国初の採用となる。
2019年4月からはミッドナイト競輪を開催している。
過去、1992年1993年2001年2004年2007年にふるさとダービー、2006年2010年2015年はサマーナイトフェスティバルが開催された。
2012年には函館競輪場で初のG1レースの高松宮記念杯競輪が開催された。北海道では初のG1レース開催となる。
記念競輪は夏に開催される、2006年まではいさり火杯争奪戦。2008年からは黒船杯争奪戦の名称で開催されたが、2010年から五稜郭杯争奪戦に変更した。
藤巻昇と藤巻清志の兄弟が現役時代に函館を中心に活躍しオールスター競輪を兄弟でワンツーフィニッシュを成し遂げた功績を称えて藤巻兄弟杯争奪戦が開催されている。
目次
函館競輪場のバンク情報
競輪場名 | 函館競輪場 |
住所 | 北海道函館市金堀町10-8 |
1周距離 | 400m |
見なし直線距離 | 51.3 |
センター部路面傾斜 | 30°36′51″ |
直線部路面傾斜 | 3°26′1″ |
ホーム幅員 | 10.8m |
バック幅員 | 9.8m |
センター幅員 | 7.8m |
最高上がりタイム | 10秒8 神山雄一郎 1995/06/18 |
過去高配当 | 2003年 2車単:687,450円 |
アクセス:JR「函館駅」から無料シャトルバスで約20分。
無料シャトルバス:十字街-五稜郭(電停前)経由で競輪場で降車
昭和営業所-湯倉神社前経由で競輪場で降車
函館競輪場の気になる勝率や特徴
1,函館競輪場の気になる決まり手
1着決まり手グラフ |
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2着決まり手グラフ |
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2,函館競輪場の所属選手
S級1班は、大森 慶一(88期)、菊池 圭尚(89期)。
S級2班は、荒澤 貴史(85期)、山田 敦也(88期)、森田 康嗣(89期)、中村 敏之輔(91期)、川津 悠揮(96期)。
※一部選手抜粋
L級1班は、寺井 えりか(114期)、伊藤 のぞみ(116期)。
3,函館競輪場のクセや特徴
1周400m。特にクセのない標準的なバンクで脚質による有利不利がないと思える。
しかし意味に近い立地からか風の影響を受けやすいく、煽られることもある。
レースの組み方において、1番車に競走得点が高い選手を置く傾向があるので要チェックだ。
(ガールズケイリンとグレードレースは例外)
4,函館競輪マスコットやイメージキャラクター
函館競輪のマスコットキャラクターはくまのりんりんで1990年に公募で命名された。
2007年からは女の子のぷりりんも加わった。
基本的にPR活動を行っているのはりんりん。
無料シャトルバスはりんりんバスの名称がついている。公式のオンラインショップもあり人気のマスコットキャラクターだ。
函館競輪場はまとめ
温かい季節のみの開催なので、観光で観に行くのであれば、開催日と時期を合わせないと函館競輪場へ遊びに行くことができないが、冬はスケート場として開放されているので、スケートをしに行くのも一興。
入場料が無料なので、気軽に遊びに行ける。
名物グルメはかつ勝弁当。食して的中を掴めとゲン担ぎができる。
北海道は空気が澄んでいる上に海側の立地なので、夏は心地よいと評判だ。