西武園競輪場は1950年に開設された。
開設当初は村山競輪場であったが、施設所有者の西武鉄道が一体の開発を進め、西武園遊園地を建設し整備を行った。それに伴い1954年に西武園競輪場へ名称が変更された。
1992年に大規模改修工事が行われ、1997年に歓声した。その際客席が屋根で覆われるように改修された。
記念競輪は4月下旬にゴールド・ウイング賞が開催されている。2011年は東日本大震災の計画停電の影響で中止となる予定だったが、計画停電が終了したので、急遽がんばろう日本in西武園として開催された。
過去、1998年に日本選手権競輪、2004年にオールスター競輪、2008年は読売新聞社杯全日本選抜競輪が開催された。
2017年には、照明設備が整ったことでミッドナイト競輪が開催されるようになった。
漫画家の田中誠作のギャンブルレーサーの主人公関優勝のホームバンクが西武園競輪場だった。
そのため、記念競輪の2日目優秀競走をギャンブルレーサー関優勝牌として開催している。
かつて、埼玉西武ライオンズの新人トレーニングで、自転車タイムトライアルを2002年から2011年まで行っていた。
目次
西武園競輪場のバンク情報
競輪場名 | 西武園競輪場 |
住所 | 埼玉県所沢市荒幡1215 |
1周距離 | 400m |
見なし直線距離 | 47.6m |
センター部路面傾斜 | 29°26′54″ |
直線部路面傾斜 | 2°51′45″ |
ホーム幅員 | 11.0m |
バック幅員 | 10.0m |
センター幅員 | 7.5m |
最高上がりタイム | 10秒6 會田 正一 1996/04/29 |
過去高配当 | 2010年 2車単:693,820円 |
アクセス:西武鉄道「西武園駅」から徒歩約1分。
JR「新秋津駅」から無料シャトルバスで約20分
西武園競輪場の気になる勝率や特徴
1,西武園競輪場の気になる決まり手
1着決まり手グラフ |
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2着決まり手グラフ |
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2,西武園競輪場の所属選手
S級1班は、武藤 龍生(98期)。
S級2班は、武藤 篤弘(95期)、内藤 高裕(96期)、古川 宗行(96期)。
※一部選手抜粋
L級1班は、飯田 よしの(106期)、岡村 育子(102期)。
3,西武園競輪場のクセや特徴
1周400m。元々は500mバンクだった。
1994年に400mバンクに改修されている。500mバンクの名残でカントが緩い。
1周は400mだが、カントの緩さと直線の短さから333mバンクと似た感じに仕上がっている。
そのため、逃げ先行の選手が有利とされている。
建物全体が高い位置から全周囲でバンクを包む一体型建築構造となっているため、風が内側に落ち込みやすい。
また走路の全周外側にポリカーボネート(透明板)が設置されているものの走路内側が数mほど大きく窪んでいる。
4,西武園競輪マスコットやイメージキャラクター
西武園競輪のマスコットキャラクターはさい☆ボーグくん
埼玉県の彩の国のさいと西武園の西(さい)と競輪(サイクル)のサイの3つの意味が名前に込められている。
モデルは動物のサイ。日本茶が好物で狭山茶しか飲まない。好きなタイプは松浦亜弥。
大宮競輪のマスコット、昇竜くんと仲がいいぞ。二人で埼玉ラインと呼ばれている。
西武園競輪場はまとめ
西武園遊園地と併設している競輪場。ここ数年の売り上げ低下が影響しているのか、ブームだった時代に比べ活気が弱くなっている。
記念競輪ではイベントも開催しているので、活気は溢れているがF2やF1では少し寂しい状態。
他の競輪場に比べ西武園競輪の施設は競輪場内に限定されているので行動範囲が限られており若い層のファンからすると窮屈に感じるようだ。
場内レストランやフードメニューはその分安く19年にレストランがリニューアルしているようで、おいしいと噂。
配当の傾向としては、比較的万車券が多いと感じる。
重賞も同じく万車券が多いので、うまく予想できれば稼ぐことができる。その分配当数倍のガチガチレースも勿論あるので出場選手とライン読みは注意が必要。