川崎競輪場は1949年に開設された。
毎年記念競輪G3の桜花賞が4月ごろに開催されている。また2003年からは南関東自転車競技会副会長を務めた海老澤清文の功績を称え、桜花賞・海老澤清杯として開催されている。
また花月園競輪場が2010年廃止となった経緯を受け花月園メモリアルとして2年に1度小田原競輪場と交代で開催し2014年まで開催した。
S級シリーズで名を馳せた高原永伍の活躍を称えた、高原永伍杯も開催されたこともある。
高原永伍は、当時あまりの強さに高原オッズなんて現象も起こすほどに強かった。
※高原オッズとは?:あまりの強さを誇った高原永伍が出走すると、高原永伍だけにオッズが偏り、高原永伍以外の配当は全部万車券になったこと。またレース結果を観ずに払い戻し受付に長蛇の列ができるほどの人気だった。
2001年からナイター競走のアーバンナイトレースが開催されている。
川崎競輪場は立地が都心に近いこともあり、現在においても入場者数日本一を誇る競輪場。過去、日本選抜競輪を3回、オールスター競輪を4回開催した。
昭和40年代は、特別競輪や記念競輪以外においても、観客が客席から走路にあふれるくらいに人が入っていたこともある。
目次
川崎競輪場のバンク情報
競輪場名 | 川崎競輪場 |
住所 | 神奈川県川崎市川崎区冨士見2-1-6 |
1周距離 | 400m |
見なし直線距離 | 58.0m |
センター部路面傾斜 | 32°10′14″ |
直線部路面傾斜 | 3°26′1″ |
ホーム幅員 | 10.3m |
バック幅員 | 9.3m |
センター幅員 | 8.3m |
最高上がりタイム | 10秒6 原田研太朗 2017/08/05 |
過去高配当 | 2018年 3連単:3,439,350円 |
アクセス:JR東日本「川崎駅」徒歩15分 京浜急行電鉄「京急川崎駅」徒歩15分
無料シャトルバスはJR川崎駅東口発車 10分
川崎競輪場の気になる勝率や特徴
1,川崎競輪場の気になる決まり手
1着決まり手グラフ |
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2着決まり手グラフ |
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2,川崎競輪場の所属選手
S級S班は、郡司 浩平(99期)。
S級1班は、五十嵐 力(87期)、大塚 玲(89期)、小原 太樹(95期)、勝瀬 卓也(84期)、斎藤 竜也(73期)、白戸 淳太郎(74期)、松谷 秀幸(96期)、。
S級2班は、石塚 孝幸(89期)、大西 健士(88期)、亀谷 隆一(92期)、成田 健児(75期)、山田 幸司(78期)。
※一部選手抜粋
L級1班は、佐藤 水菜(114期)、高木 佑真(116期)。
3,川崎競輪場のクセや特徴
1周400m。改修前のバンクはカーブ前が急なことから「煎餅バンク」「四角いバンク」なんて選手に言われていた。
改修後は、カーブ部分の曲線とカントが変わり、「捲り」が決まりやすく、3-4コーナーから選手が勢いづく傾向にある。
先頭を走っていても後方から捲られるため後方選手にもチャンスがあり、「ズブズブ」を食らいやすい。自力選手には厳しいバンクとされている。
4,川崎競輪マスコットやイメージキャラクター
マスコットキャラクターの九ちゃんは、ネコ。平成14年4月生まれ。
七福神の招福店天(猫神)と上向小僧を加えた九福神の「九」から、川崎出身の坂本九と9人戦が基本の競輪から命名された。
2015年には坂本九カップも開催されたこともある。
雨が苦手で雨の日以外は、競輪場のどこかに出没しているようだ。
川崎競輪場のまとめ
川崎競輪場は、全国トップクラスに入場者が多い競輪場だ。
隣には、富士通スタジアムがあって他スポーツで賑わうこともある。
また富士見公園内に立地なので、競輪開催していない日もアミューズメントパークとしての機能も果たしている。
レースは比較的に、ズブズブが起きる時は高配当の印象がある。
本命選手が後方に位置取った時は、要注意だ。