大宮競輪場は1949年に開設された。東日本の競輪発祥の地としても有名。
元々は双輪場として1939年に開設されている。東京オリンピックに自転車競技用に使用する想定で設立された。
正式名称は、「大宮公園陸上競技場兼双輪場」
毎年1月ごろに記念競輪G3として、日本自転車競輪復興会理事を務めた倉茂貞助の功績を称えた東日本発祥倉茂記念杯が行われている。
倉茂貞助は「競輪生みの親」と呼ばれる。
2015年にずれやまずれ子の「フトモモDEサンバ」が大宮競輪と西武園競輪の応援ソングとなったこともある。
2018年には「大宮公園グラウンドデザイン(案)」が出された。将来的には大宮公園に所在する運動施設は将来的には撤去され、その跡地に「レクリエーションの広場」を整備する方針。
目次
大宮競輪場のバンク情報
競輪場名 | 大宮競輪場 |
住所 | 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4 大宮公園内 |
1周距離 | 500m |
見なし直線距離 | 66.7m |
センター部路面傾斜 | 26゜16´40″ |
直線部路面傾斜 | 3゜26´1″ |
ホーム幅員 | 10.3m |
バック幅員 | 9.3m |
センター幅員 | 7.5m |
最高上がりタイム | 12秒8 マイタス・ブフリ 2017/07/19 |
過去高配当 | 2008年 3連単:3,292,270円 |
アクセス:東部アーバンパークライン「大宮公園駅」徒歩5分
無料シャトルバスはJR大宮駅東口「旧中央デパート」前発車。10分
大宮競輪場の気になる勝率や特徴
1,大宮競輪場の気になる決まり手
1着決まり手グラフ |
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2着決まり手グラフ |
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2,大宮競輪場の所属選手
S級S班は、平原 康多(87期)。
S級1班は、池田 勇人(90期)、宿口 陽一(91期)、岡 光良(94期)、金子 哲大(95期)、武藤 龍生(98期)。
S級2班は、小沼 良(68期)、山信田 学(83期)、白岩 大助(84期)、吉田 勇人(86期)、武藤 篤弘(95期)、中田 健太(99期)、植原 琢也(113期)、黒沢 征治(113期)、森田 優弥(113期)。
※一部選手抜粋
L級1班は、岡村 育子(102期)、関口 美穂(102期)、高橋 梨香(106期)、細田 愛未(108期)、太田 りゆ(112期)、野本 玲奈(114期)、新井 美菜(116期)、藤田 まりあ(116期)。
3,大宮競輪場のクセや特徴
1周500m。宇都宮競輪場と千葉競輪場と並ぶ500mバンク。
直線が長く、追い込み選手が有利な傾向にある。そのため、先行選手はやや不利とされる。
傾斜も深いので、レースではどうラインを組むのかが注目ポイントである。
年配のファンからは、「大宮競馬場」なんて揶揄される。
ちなみに、大宮競馬場は戦前実在していた競馬場。すでに年配のファンしか知らない事実となっている。
4,大宮競輪マスコットやイメージキャラクター
昇竜くんは、西武園競輪のサイ☆ボーグと仲が良く、一緒に埼玉競輪を盛り上げる活動を日々している。
大宮競輪場のまとめ
大宮競輪場は東日本の競輪発祥の地。第2のメッカ的な存在。
所属選手にS級S班の平原康多がいる。そのため埼玉で若手が育っているとよく言われている。平原康多を筆頭に大宮で練習している影響だろう。