京王閣競輪場は1949年に開設された。
京王閣競輪場の通称は、東京オーヴァル京王閣(TOKYO OVAL KEIOUKAKU)という。
元々の敷地が京王電気軌道(現在の京王電鉄)が開設した京王閣に遊園地だった。
終戦後京王閣の敷地を一部売却したとこで競輪場が開設された。この経緯があって、記念競輪の優勝者には京王電鉄よりトロフィーが贈呈されていた。
開設当時から、近未来的なデザインも人気を後押ししたのか、後楽園競輪場に次ぐ都心からの利便性で常にファンでにぎわっていた。
1973年には1日来場者数史上最高の7万2657人を記録したこともある。
過去、2001年に共同通信社杯、2003年2006年2009年2012年2015年にKEIRINグランプリを開催。3年周期で開催されている。
2013年にオールスター競輪、2015年2017年には日本選抜競輪を開催した。2015年には日韓対抗戦競輪を開催している。
記念競輪はゴールドカップレースで毎年10月頃の開催が通例だった。2009年には6月、2010年は7月に時期を移動して開催しているが、2011年は10月に戻り、2012年度は2013年1月、2015年は11月から12月にかけて開催されている。
開催2日目のシード優秀競争は東京オーヴァル賞の名称で行われている。
目次
京王閣競輪場のバンク情報
競輪場名 | 京王閣競輪場 |
住所 | 東京都調布市多摩川4-31-1 |
1周距離 | 400m |
見なし直線距離 | 51.5m |
センター部路面傾斜 | 32°10′34″ |
直線部路面傾斜 | 2°51′44″ |
ホーム幅員 | 10.3m |
バック幅員 | 9.0m |
センター幅員 | 7.5m |
最高上がりタイム | 10秒4 シェーン・パーキンス 2015/08/14 |
過去高配当 | - |
アクセス:京王相模原線「多摩川駅」から徒歩1分
JR「矢野口駅」より無料シャトルバスで約5分 徒歩の場合約15分
京王閣競輪場の気になる勝率や特徴
1,京王閣競輪場の気になる決まり手
1着決まり手グラフ |
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2着決まり手グラフ |
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2,京王閣競輪場の所属選手
S級1班は、朝倉 佳弘(90期)、河合 佑弥(113期)。
S級2班は、岡本 大嗣(88期)、佐藤 真一(79期)、菅谷 隆司(96期)、鈴木 謙二(97期)、高橋 築(109期)。
※一部選手抜粋
L級1班は、石井 貴子(104期)、石井 寛子(104期)、梅川 風子(112期)、高木 真備(106期)、中村 由香里(102期)。
3,京王閣競輪場のクセや特徴
1周400m。マッコーネル曲線を採用している。クセがなくて直線の長さも標準的なバンク。
若干ではあるが、カントが緩く全速で外側に膨れる傾向があり、並走時はイン側が有利とされている。
バックスタンド側の裏が多摩川の河川敷、そのため強風が吹き込み影響がある。基本的に強風が吹くことはなく、地理的に強風が吹くときは天気が良くない時の傾向がある。
4,京王閣競輪マスコットやイメージキャラクター
京王閣競輪のマスコットキャラクターはジャン太くんだが、ここ数年は姿を現していない。
PR活動はおろか、一部の競輪ファンにも忘れられてしまっている。
ジャン太くんのグッズはすでに流通していないので、一部の関係者からではないと手に入らない。ある意味激レアなキャラクター。
京王閣競輪場はまとめ
東京という絶好の立地を生かしている競輪場。
また、ガールズケイリンでも人気の高い石井貴子と石井寛子でおなじみ石井姉妹や高木真備が所属しているので、京王閣競輪場で出場するときは入場者が増える。
施設内の定食屋やカフェと充実している上に安いのでお財布にはかなりありがたい。
特にまくりやの牛すじ煮込みはお勧めだ。店名のまくりやにちなんで選手のまくりに期待もできるゲン担ぎのお店。
標準的なバンクの為、記録的な超高額配当は出ていない。また平均的に配当は大人しめで万車券はちらほらある程度。
比較的、的中しやすい競輪場の為、人気選手に基本オッズは偏りがちでレース結果もガチガチな傾向。
有料席のロイヤル席では、予想紙1紙サービスに、ビールも2杯までサービスと、財布に余裕があれば、一日くつろげる。