高松競輪場は1950年に開設された。
記念競輪は玉藻杯争覇戦の名称で開催されている。5月頃の開催周期だったが、現在は開催時期は毎年月が替わっている。
2012年に開催廃止となった観音寺競輪場で開催されていた吉田実杯が2013年から高松競輪場で開催されている。
ちなみに吉田実は、観音寺競輪場をホームバンクとして活躍した選手で、当時のファンからは不死鳥・鉄人と呼ばれていた。軽いギアで走ることが世界一のスプリンターと意識していたこと。50歳で交通事故後のリハビリからレースへ復帰するなど、競輪期では逸話を多く残している。
過去、1982年1991年にオールスター競輪、2000年2004年に共同通信社杯、2002年に西王座戦、2009年は東西王座戦、2014年に全日本選抜競輪、2017年に初のウィナーズカップがそれぞれ開催された。
2004年の台風16号の影響で高潮が発生し競輪場のバンク及び事務所が浸水したことがある。
目次
高松競輪場のバンク情報
競輪場名 | 高松競輪場 |
住所 | 香川県高松市福岡町1-4-46 |
1周距離 | 400m |
見なし直線距離 | 54.8m |
センター部路面傾斜 | 33°15′50″ |
直線部路面傾斜 | 2°51′45″ |
ホーム幅員 | 11.0m |
バック幅員 | 9.0m |
センター幅員 | 8.0m |
最高上がりタイム | 10秒6 高城信雄 2000/07/27 |
過去高配当 | 2003年 3連単:2,430,300円 |
アクセス:JR「高松駅」から車で約7分
高松琴平電気鉄道「片原町駅」から徒歩約10分。
高松琴平電気鉄道「今橋駅」から徒歩約7分
高松競輪場の気になる勝率や特徴
1,高松競輪場の気になる決まり手
1着決まり手グラフ |
|
2着決まり手グラフ |
|
2,高松競輪場の所属選手
S級1班は、香川 雄介(76期)、池田 憲昭(90期)、福島 武士(96期)。
S級2班は、近藤 誠二(80期)、森安 崇之(84期)、網谷 竜次(91期)、原 誠宏(91期)、戸田 康平(101期)。
※一部選手抜粋
L級1班は、川田 ひな(114期)。
3,高松競輪場のクセや特徴
1周400m。完成当初は333バンクだったが、1971年に400mバンクに改修された。
333バンクの時に名残があるからか、カントが立っておりきつく感じる選手も多いそうだ。
幸いにも直線距離も長いので、クセがないバンクとされている。
カントがきつい分、上り切ったらスピードが乗るので、選手たちの仕掛けるタイミングとコーナーでの位置取りが注目の部分だ。
4,高松競輪マスコットやイメージキャラクター
高松競輪のマスコットキャラクターはチータカちゃんだ。
現在のデザインは3代目になる。
現代っぽくCGキャラクターになっている。
高松競輪場のまとめ
高松競輪場は香川県の高松市にある競輪場だ。
競輪場内のご飯屋さんにうどん屋があり、地元さぬきの本格うどんが味わえるので、観光した際はぜひ食べてほしい。
他の競輪場と比べると少しシンプルなデザインで施設もごちゃごちゃしていない。
高松市は香川県の主要都市でもあるので、競輪場以外の施設も揃っている。
クセがないバンクなので、基本的に大荒れするレース展開は控え目な傾向。
重賞ではそうでもないので、注意が必要。