
宇都宮競輪場は1950年に開設された。愛称は雷神バンク。
宇都宮市が、市の財政増収と大衆への娯楽提供を図るため、自転車競技法に基づいて、競輪場を建設に至った。
八幡山公園に決定したが、傾斜地だったので、ブルドーザー18台を導入しダイナマイトで破壊するという大工事だった。
2007年に全面改装をしている当時のバック側メインスタンドの位置を変えている。完成は2009年。メインスタンドの位置が変わったので、ホームとバックが入れ替わった。
記記念競輪は、宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦が毎月5月頃に開催されている。
過去、1987年1990年1993年にオールスター競輪、1996年2010年に全日本選抜競輪、2002年は共同通信社杯、2007年は東西王座戦、2014年は高松宮記念競輪が開催された。
競輪界の横綱と呼ばれた神山雄一郎のホームバンクとしても有名で、1993年に開催されたオールスター競輪で初タイトルをホームの宇都宮競輪場で獲得した。
第51回オールスター競輪で競走事故で急逝した内田慶の遺志を組んだ内田慶メモリアルカップが開催された。
目次
宇都宮競輪場のバンク情報
競輪場名 | 宇都宮競輪場 |
住所 | 栃木県宇都宮市東戸祭1-2-7 |
1周距離 | 500m |
見なし直線距離 | 63.3m |
センター部路面傾斜 | 25°47′44″ |
直線部路面傾斜 | 2°51′44″ |
ホーム幅員 | 10.3m |
バック幅員 | 11.3m |
センター幅員 | 8.3m |
最高上がりタイム | 13秒1 中川誠一郎 2018/06/28 |
過去高配当 | 2019年 3連単:2,693,670円 |
アクセス:東武鉄道「東武宇都宮駅」から徒歩約10分
JR「宇都宮駅」西口から無料シャトルバスで約15
宇都宮競輪場の気になる勝率や特徴
1,宇都宮競輪場の気になる決まり手
1着決まり手グラフ |
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2着決まり手グラフ |
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2,宇都宮競輪場の所属選手
S級1班は、神山 拓弥(91期)、長島 大介(96期)、金子 幸央(101期)。
S級2班は、神山 雄一郎(61期)、飯嶋 則之(81期)、真崎 新太郎(85期)、古川 尚耶(92期)、坂本 将太朗(101期)、眞杉 匠(113期)、坂井 洋(115期)。
※一部選手抜粋
L級1班は、荒牧 聖未(102期)、梶田 舞(104期)、青木 美優(106期)、福田 礼佳(108期)、土屋 珠里(110期)。
3,宇都宮競輪場のクセや特徴
1周500m。
直線部がやや長くカーブのきつい扁平なバンク。そのため先行選手が不利。
追走する番手選手も抜かれる交わしの交わしを食らうこともある。後方からの追い込みが決まりやすい。
メインスタンドの改築工事でホーム側とバック側が入れ替わったことで、ゴール前のみなし直線が若干短くなったことで、いくらか先行選手が仕掛けやすくはなった。
メインスタンドの一部が吹き抜けなので、1コーナーから2コーナーにかけて歩無スタンド側にかけて風が通り抜ける影響も多少ある。
4,宇都宮競輪マスコットやイメージキャラクター
宇都宮競輪のマスコットはみやかめくん。本名は亀丘みや太郎。
走るのは苦手。でも競輪が好き。
宇都宮あった宇都宮城がかつて亀が丘城と呼ばれていた。また亀は古来から長寿の象徴で縁起のいい動物。イソップ童話のうさぎとかめの亀ようにたゆまぬ努力で勝利を導くことを期待して亀をモチーフにした。
2007年の東西王座戦にて、妻のけい子と長男のりんいちが誕生した。
妻は亀丘けい子。趣味がサイクル、好物は餃子。ジャズを聴きながらカクテルを飲むのが好き。
長男は亀丘りんいち。父親のみやかめくんと母親のけい子に負けないレーサーを目指しているそうだ。
宇都宮競輪場のまとめ
徒歩は少し距離があるが、宇都宮市という栃木県の中心都市にあるので、土日開催しているときは結構賑わいを感じる。
宇都宮競輪場は、2009年完成の改装で内装などが一新している。
ホームとバックが入れ替わったので、改装前と少しだけ特徴が変わった。
とはいえ基本的なスペックは変わっていない。
配当傾向は、万車券が多い印象がある。むしろガチガチのレースが少ないのが特徴。
そのため、手堅い20~50倍の的中より、100倍からの車券を視野に入れて買うのがおすすめ。